とーい昔、まだえんじにあだった頃のお話です。
やっとの思いである製品の試作品が完成して、客先にぎりぎりセーフで納品。
で、翌日、客先で重役の前で発表されたとの事。
ところがです、担当の方が説明している最中に液晶に表示されている文字の一部がかけちゃったのです...冷や汗ものでした!
早速、プログラムを調べるのですが一向に見つかりません。
再現もしないので困ってしまったのです。
いろいろ調べるうちにノイズの影響と判明。
マイコンとLCDコントローラー間の5cm程度の距離でもちゃんと対策しないといけないんだって実感しました。
この時は小容量のコンデンサをコントローラーのピンのすぐ側に追加してOK。
ほんとにすぐ側に付けないといけないんです。
クロックの配線にノイズがのるとこんな目に遭うのです。
プログラムのバグではなかったですけど、若気の至りの出来事でした。
むしを見つけるには、如何にして症状を再現させるかが重要なポイントです。
頻繁に発生する場合はいいですが、極稀にしか発生しない場合はプログラムを見直すよりも、
発生頻度を上げる工夫をした方が近道の場合もあります。
最近はバグじゃなくてワームに困らされています^^;
きーわーど:フェイルセーフ,ロバスト設計,フォールトトレーラント,信頼性工学
0 件のコメント:
コメントを投稿